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第473話◇人気者の条件


⚫︎明るくて清潔だけど、泥だらけになれる。

⚫︎スポーツが好きだけど、苦手な奴をバカにはしない。

⚫︎はっきりものを言う奴だけど、思いやりがある。

⚫︎いろんなことに挑戦するけど、臆病も怖さも否定しない。

⚫︎ふざけることもあるけど、何か一つのことに対しては真剣な奴。


恥ずかしがらず、勇気を持って、何か一つでも真似してみたらいい。

道場でも人気者になれるし、いろんな仲間ができるよ!

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世人余話◇自らの破滅を願う人


恵まれているのに、破滅を願う人がいる。

どん底でしか安らぎを感じられない人がいる。

人を困らせることで自分に嫌悪感を抱きながらも、そこで泣き叫ぶことの中でしか満足感が得られない人がいる。


あの背徳感、スリル、緊迫感が忘れられない


そんな人たちは、

「守るべきものを守る」という流れに逆らう。

逆らうことで生まれる抵抗に身を晒(さら)すことで、かろうじて、頑張る力を生み出す。


彼らは臆病だ。

挑戦や勇気を行動で見せることは少ない。


自分では分かっている。そんな自分が嫌で仕方ない。だから、それを隠すために、破滅へ追い込むような刺激を求める。自傷行為もその一種だ。


彼らは頑固だから、周囲は容易に助けられない。臆病な人に「心を開いて」と言っても、そう簡単に開くわけがない。臆病者が自分の急所を見せるわけがない。


そして、彼らはいつもひとりで、惨めな選択、自らを破滅へと導く選択を繰り返していく。

人生を切り開くことから逃げた罪にもかかわらず、また同じ不幸を選ぶ。

その痛々しさに慣れ親しんでしまっているから。



しかし、なかなか彼らの本質は、外から分からない。

あの人は「我慢強い人」「努力家」「忍耐力がある」と思われていることも多い。


外からはそう見えてしまうのだ。

しかし、ホンモノの努力家とは似て非なる者だ。

努力家との違いは明確だ。彼らには理想精神や志、野望や明確な目標がない。


彼らは努力家のように振る舞う。

自分を傷付けたり破滅へ向かうことへの緊張感や刺激によってしか、自らの精神のバランスを取ることができない奴などと思われたくないから。


健全に挑戦することは山ほどあっても、彼の臆病さが、そうはさせてくれない。

自分を弱めることばかり行ってしまう。



しかし、根本精神は元気溌剌を切望している。

それを臆病者はどう処理するのか。


自分を破滅させようとする行為や、何もしないことで受ける苦痛、挑戦しなかった自分への嫌悪感等に、彼らは緊張感や刺激を見出してしまう。

自分を強める苦痛ではなく、自分を破滅へ誘う苦痛を求めてしまう。


そしてそれは、自分を弱める悪習慣となって現れる。

寂しさを紛らわせる悪習慣、

臆病や怠惰を隠す悪習慣、

現実を逃避する悪習慣


残念ながら、これらの悪習慣(酒、タバコ、ギャンブル、無駄なお喋り、意味のない電話、暇潰しのネットサーフィン、大食、過度の性欲等)が自分を強くしたり豊かにすることは無い。



それでも人は誇りを失わない限り、どこかに期待する。

ならば、現実に生活を立て直すしかない。


生活を整える。掃除、挨拶、姿勢、節食、仕事、運動、勉強そして、自分の臆病な心を自覚して、歯を食いしばって、昼間、様々なことに挑戦していく。

緊張感や刺激を、不善(自分を弱くするもの)の中に求めなくなるまで。


得てはいけないものは得てはいけない。失ってはいけないものは失ってはいけないのだ。


健全な緊張感の中で自分を試していくようになれば、夜は安らぎを求めるようになる。



刺激や緊張感を不善(自分を弱めるもの)に求めるのではなく、善(自分を強めるもの、豊かにするもの)に求めていく 健全な挑戦に求めていく。自分を破滅に追い込む刺激に充実感を求めてはいけない。

自分にも人にも誠実に。


そして、志や目標を抱く。



私たちは本来、造化の働きそのもの(仁)の存在であり、その実践(義)によって、様々に事を成していく(道)。

造化の働きとは、縁起から起こり、万物を創造変化させていく。変化とは破滅のことではない。

進歩・発展・深化・調和である。


くだらないものに、刺激や緊張感を求める必要は無い。

男と女◇悲劇の主人公


バカを見たって?

そんなにイラつくことはない。


ホントにあの女じゃないとダメだったのか?

ホントはその女じゃ物足りなかっただろ?



その女に男がいると分かってよかったじゃないか。


しかも、相手の男を殴らなかったのは賢明だった。

誰もお前を臆病者だとは思わない。



想いを一つにできる女は他にいるさ。


つまらない女と縁が切れて良かったじゃないか。


おかげで悲劇の主人公になれたな!笑



今夜は「悲劇の主人公」に一杯おごらせてもらうよ。



さて、仕事に戻ろう。

午後も健闘を。

292話◇努力の基本


「昨日の自分を超えたかどうか」

これが、努力の基本。努力したかどうかの基準になる。


できることを繰り返しやっているだけでは、もっと上に挑戦する勇気は削がれ、いつしか守りに入り、臆病になっていく。



稽古も然り。

「稽」は比べる。稽古は古きと比べる。


師や先輩と比べて自分はどうか。

昨日の自分と比べてどうか。


自分を超えるのだから、

それは全力の先にある。



最近いつ全力を出しただろう?


思い出せなければ、全力疾走。

30mダッシュ100本。

これで身体が「全力を出す」ことを思い出す。



掲げた目標も、どんどん更新していける。



様々に創造し展開していくために、

努力には大きな意義がある。

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