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男と女◇悩み無さそうでいいね


生きていくのは辛いことも多い。

寂しかったり、悲しかったり、怖かったり


自分を守るために、時に良心を見失うことがある。


そして、後悔して自分で自分を責める。

「情けない悔しい 恥ずかしい」と。


しかし、何を基準に無力と言うのか。

私たちは神様ではない。



誰かに同情することで自分の弱さを忘れられるなら、手を差し伸べたいと思うこともある。

それなのに、何もしてあげられない。



誰だって、強く優しくありたい。


せめて、自分の無力さと弱さを相手に気付かれないように振る舞う。


それを、苦しんでないと言うのか?

悩みの無い人と言うのか?



自分の知らないことは、存在しないことなのか?

自分の知っている事など、たかが知れているのに。


相手を想い、何も伝えない女がいる。

相手を庇い、何も言わない男がいる。


…そんな当たり前のことを、

時に人は忘れる。


相手を思うなら、相手に分からないように自分を傷けなきゃいけない時もある。 


「お前は悩み無さそうでいいな」等と思うのは浅はか過ぎる。誰でも、人には見えないところで涙を流してる。


それでもまた、一人で歩き始める。自分が傷付いていても、相手には見せないだけ。優しい人だから。


優しくなりたいなら、傷付くことを恐れていてはダメだ。相手に種明かしなどしてはいけない。大切なことは胸の奥にしまっておく。


相手を想うなら、全てを無くすことさえ恐れずに


心の裏表。優しさの後ろ側。

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