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第458話◇奥義書


私たちの道場には、奥義書(秘伝書)と呼ばれる巻物がある。

誰もが手にとって広げて見てもいい。

写し取ってもいい。


だから、ブログでも開示してしまおう。


巻物を広げる。

中は、純真無垢で真っ白。


その中に語られるものは無限である。



孔子はそれを「仁」と呼び、曾子は「至善」と呼び、思子は「誠」と呼んだ。

キリスト教では「愛」と呼び、仏教では「慈悲」と呼び、易経では「太極」と呼ぶ。

松下幸之助は「根源」と呼び、

…そして私たちは「造化」と呼ぶ。



白紙の秘伝書、読める?

「さすが!」


もう会得して様々に体現している?

「免許皆伝!」



それとも、

読めるようになるまで、まだまだ道は遠い?笑


いやいや、きっと道は側にあるよ!

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360話◇奥義・秘術


例えば奥義とか秘術と言って秘密にするほどの技術というものは、実は造化に向かわない。

その意味では、秘密にしておく奥義など取るに足らないものである。


そもそも物事とは、秘密にしようとするとかえって目立ってしまうもの。



武道の技が人を倒すものであるなら、人を活かす術にも通じていなければ、

それはホンモノではない。



結局のところ、武道の技術とは仁術であり、従って、武道とは自他を活かして造化(創造変化)の働きを様々に具現化していく道である。


そのようなものを、どうして秘密にしておくことができるのか。


秘密のままでは造化の働きが具現化されないではないか。



奥義というのは、あるとも言えず、無いとも言えない。臆するものでもなく、蔑ろにするものでもない。


造化の働きを具現化し、道理を体現する。

当たり前のことを当たり前に行う。

そういうものであり、そのためのものである。


そして、それが道というものである。

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