第457話◇筋道とアドリブ
「人生に準備なんて必要ないよ!なんてったって、人生はアドリブの連続だからね!」という生き方も面白い。
でも、「自他の共栄」という志を持ち始めたら、アドリブが楽しい場面だけでなく、準備に基づいた実践が楽しいという場面も沢山出てくる。
どちらも楽しめた方がいいじゃないか?笑
準備に基づいた実践を楽しむには、進め方の順番がある。
例えば、
1.志(理想、目標)を掲げ、
2.筋道(道理、順序)を立てる。
3.道筋(実際に歩む道)をつけて
4.実践(自覚と努力)し、
5.後始末をつける。
1.志(理想、目標)を掲げる。
・志は気力に比例する
・元気(気力/骨力)がなければ何も始まらない。
2.筋道(道理、順序)を立てる。
・終始本末とタイミングを間違えないように。
・日頃から道理や道義を学ぶこと、会得すること。
3.道筋(実際に歩む道)をつける。
・計画を立てる(後に修正する)。
4.実践(自覚と努力)していく。
・独立独歩の覚悟、不撓不屈の精神で自ら成すべきことを為す。
・実践から学び(全身全霊、五感をフルに使う)、実践の中で自らを深め高めていく。
・勝利は自ら犠牲を払って掴む。
5.後始末をつける。
・「報告、片付け、労い感謝(打ち上げ)、次の準備」等の後始末で、ケジメ(節)をつける。
実践に至るまで、道筋をつけるのに5秒くらいの事もあるし、数日から数ヶ月、数年かかる事もある。
そして、道筋に基づいた実践を重ねていくと、アドリブも得意になっていく。
筋道とアドリブは正反対のようだけど、根ざすところ(道理・道義)が同じなら、その二つは同根から伸びたものだから。
どちらも楽しめるように、
どちらも得意でありたいね。