世人余話◇Love & Fight という意志
生きていくには、「生きる」という強い強い意志がいる。当たり前だ。それがなければ堕ちやすい。
誰かが「生きろ」と言ってくれたら楽かもしれない。
しかし、そうやって生きるのは「生きる」意志を自ら持っているのとは違う。主体性を忘れたら、考える力も意志も弱くなって流されるばかりだ。
「生きる」という強い意志を持ったら、生きる為の術が要る。
衣食住。食べる、寝る、学ぶ、活動する、団結する…。
魚そのものより、魚を捕る方法が必要だ。
そして、「何かをつくっていく」。
「生きる」ためのつまらない理由をこじつける前に、自分と向き合って、何を選び何を捨てるかを決める。
決めたなら、生きる。自分の手足を動かして築いていく。
時に、自分ではどうしようもないこともある。打ちひしがれて立ち止まる。
それでも一日は過ぎていく。社会は止まらない。決断を先延ばししたところで、時は待ってはくれない。
だから、後で後悔して追いかけなくていいように、いつも自分と向き合って、選ぶか捨てるかを決める。
「欲望」を「誠の心」で束ねていく。
何をするにしても、何かをするというのは、今、自分にとって最大のイベントかもしれない。
今やることは、テレビ観て笑うことか?スマホをいじることか?何も手につかないと言って引きこもることか?
そんなことではないはずだ。
臆病・怠惰・卑怯を選んでいないか。
強くなって恩返ししなくては、自分の居場所なんて築けない。
勇気の欠如は幼稚な態度だ。その態度では更に甚大な損失を招く。
Love & Peaceではなく、
Love & Fightで。
今日も暑い熱い一日を。