557話◇だるまに誓う


禅宗の祖である達磨大師は、武術の祖でもある(諸説あり)。

達磨大師の坐禅姿をかたどった「だるま」は、起き上がりこぼしと結びついて、七転び八起きや不撓不屈の象徴となった。



年末のイベントの一つに「誓言達磨祭」がある。


紙を用意して、そこに「誓言」を書く。書く内容は3つ。文言のフォーマットもある。

1. 本に立てる心

2. 心の定まるところ(何を成し遂げるか)

3. 1.2.の決心が緩み怠るなら天罰


これらを書いた紙を折って、だるまの下に置く。自分に証を立てるのだ。

仏壇でも神棚でもデスクでもトイレでも玄関でも寝室でも、毎日心を見つめられる場所に置く。


すると、あ〜ら不思議。

心が定まり、生き方が定まる。

「自分を生きる!」という覚悟が決まる。

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