第544話◇修行は日常に 〜夏合宿お疲れちゃん!
弱い自分。それは人のせいではない。
自分の力を弱めているのは、つまるところ、己の「心構え」の問題である。
例えば、強すぎる我欲。
己の我欲や情欲をほしいままにしていては、人間的に破滅する。静かに己を省みるという純粋さと真摯さこそが、己の成長や活躍には不可欠である。
もし、我欲が強いというのが己の本質なら、「三つ子の魂百まで」で、それはなかなか変わらない。
そういう己を知った上で、それを出してはいけない時は出さないようにする。変化させて活かせる時は活かすようにする。
それが、今生の学びであり闘いである。
・欲しいものでも金が無いなら我慢する。
・稼ぎと支出を家計簿をつけて管理する。
・人が話している途中で口を挟まない。
・他人の幸せを妬まない。
日常生活から離れた、何か特別な辛い修行に価値があるわけではない。
日常の心構え、日常の立ち居振る舞い、日常の姿勢こそが、その人の人生を、そして生き様を作っていることを忘れずに!
昨日より今日、今日より明日という気概を持って、自ら未来を切り開いていきたい。
閑話休題。
改めて2019年度の夏合宿、お疲れさま。
勝って土俵を降りるという「勝ち抜け相撲」は、負け犬根性を払拭し、負けじ魂を養うためのいい稽古になったと思う。
合宿を乗り切った男達にはこう言いたい。
明日からまた「己に恥ずかしくない男として生きろ」と。
女の参加者はいなかったけど、もしいたらこう言いたかった^_^
明日からまた「人として美しく生きてください」と。
9月も健康と健闘を!