2019年08月

542話◇勝利の美酒


タピオカミルクティーが飲みたい?水が飲みたい?

どちらが美味いか?

それは、飲む前にどれだけ仕事に打ち込んでたか、どれだけ身体を動かして汗を流したかによって、身体から聞こえてくる声は違うのではないか?w



「繋がり/関係性」という観点から、「1.準備→2.実行(食事)→3.後始末(次の準備)」の流れに食事を乗せるなら、


1.準備たくさん体を動かして汗を流したり、仕事や芸事や学問に打ち込んで腹を空かせること。


2.実行(食事)勝利の美酒で乾杯!誰かの口コミの評判よりも、自分の身体が欲するものを腹八分まで。

腹一杯はダメだ。二次会での余裕がなくなってしまうじゃないか。

女には別腹があるが、男の胃袋はひとつだけw


3.後片付けと、ご馳走さま。次の悪巧みへと気力と体力を蓄える。

栄養と満足を入れたら、アイディアと力を出す。入出力はいつもセットだ。



力を蓄え(陰)、力を出す(陽)。

この陰陽の繰り返しが、新たな成長を生み出す(中)。



今夜の乾杯のために、午後も健闘を!

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541話◇星に願いを


NHKラジオの子供電話相談室をスマホのアプリで聴いていた。


⚫︎「七夕の願い事はホントに叶うの?」という質問に対し、「クリスマスのように、誰かにプレゼントをお願いするのとはちょっと違うんだ。強く願って自分が一生懸命努力すれば叶うよ!」と大人の先生は答えていたが、「え〜っ、めんどくせ〜」と子供に言い返されてしまい、「お願いだから頑張って」と子供にお願いするハメに


⚫︎今日も朝からこの暑さ来年の東京オリンピックの暑さが心配になる。と思っていたら、6歳?の男の子が、50億年先の太陽と地球の行く末を心配してた。


⚫︎海洋プラスチックや温暖化、戦争。我々大人達が作り出してきた問題に対して、8歳の女の子は、「部屋を綺麗に片付けて!とママは私に言うけど、今の大人たちは、いつになったら地球を綺麗にするの?いつになったらもっと賢くなるの?」と問いかけてくる。


⚫︎「どうせいつかはみんな死んじゃうのに、なんで宿題やらなきゃいけないの?そもそも人間は何のために生きてるの?」



こんなニュアンスの質問が飛び交っていて聴いていて楽しい^_^


チコちゃんじゃないけれど、お前ら「ボ〜っと生きてんじゃねぇよ!」と言う声があちこちから聞こえてきそうだw


暑さに参ってボ〜っとしてる場合じゃないね^_^

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540話◇ソース焼きそばコッペ


ソース焼きそばコッペ。所謂、焼きそばパン。

見た目はあまり焼きそばが入っているようには見えないけれど、食べてみれば分かる。ギリギリまで薄いコッペパンが、焼きそばを包んでいる。


ここの焼きそばパン、焼きそばがコッペパンに挟まれているのではなく、コッペパンの薄皮が広い洞窟を作っていて、その洞窟をたっぷりの焼きそばが埋め尽くしているのだ。見た目に騙されて侮ってはいけない。

そして、焼きそばのジューシーさがまた絶品。


が、味わいたいのはそれだけじゃない。


0700から営業しているパン屋に朝一で乗り込む。その日のソース焼きそばコッペを一番に買う。

ここで得られるのが、戦いに勝って掴み取ったという達成感、充実感、快感。それが勝利の味。

ソース焼きそばコッペを通じて味わいたいのは「勝利の味」。

ただ金払って食ったのでは味わえない「覇者の味」。


酒も同じ。美酒よりも、「勝利の美酒」「覇者の酒」を味わいたい。


いずれにせよ、「戦って掴み取った!」という実感と共に喰らいたいのだ。


えっ?大げさ過ぎる?大人気ない?

そんなこと言うより、とりあえずソース焼きそばコッペを喰らうために口を開けろよw

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539話◇一夜の夢を見る


「人間五十年 下天(げてん)の内(うち)をくらぶれば  夢幻の如くなり  

一度(ひとたび)生(しょう)を得て 滅せぬもののあるべきか」


この「人間五十年」は、幸若舞(こうわかまい)「敦盛」の曲に出てくる一節。

26歳の織田信長が、桶狭間の戦い(織田軍2,000 vs 今川軍45,000)の出陣前に舞い、また、49歳の時に本能寺で最期を遂げる前にも舞ったとされている。



歴史を振り返ると、

平安の末期に起こった「一ノ谷の戦い(1184年)」で、16歳の平敦盛(たいらのあつもり)は、熊谷直実(くまがいなおざね)の手に落ちてしまう。

海辺を逃げる平家の若武者を追い詰めた直実だったが、息子ほどの若さに驚き、敦盛を逃がそうとする。しかし、味方が追ってきたため仕方なく打ち取る。これを直実の視点から描いたものが、幸若舞「敦盛」。


熊谷直実は、斬りたくない相手も切らなければならない武士の非情さや、世の無情さを感じ、その後出家(浄土宗の法然に弟子入り)。晩年は、敦盛の菩提をとむらい、諸国を渡り歩いて数多くの寺を開いた。

そんな熊谷直実の言葉が、この「人間五十年」。それは、武将として多くの人を殺め、若き命をも奪ってきたことへの償いや、やがて自分も滅びてゆく人生の儚い摂理等を含んだもの。



しかし、織田信長は、少し違う解釈をしていたと思う。私も、「人間五十年」を生きる力としてポジティブに捉えたい。


「人の一生は儚く短い夢のようなもの。

死は誰にでも平等に訪れる。

志を立て、成すべきことを為していれば、死など恐れるに足らない。

己の短い人生を思う存分生きようではないか!」



人の住むこの世の上には、天人の住む天界というものがあるらしい

その天界での1日は、この世界では50年に当たるらしい。


いま、世界の平均寿命(2016年)は72歳(WHO公表「2019年版 世界保健統計」)。

人間の気力体力が盛んな時期を1565歳とすれば、天界での1日は丁度人間の活動の一生の長さ(50年)である。


人生五十年。それは天から見ればたった一日。一夜の夢まぼろしに過ぎない。

一夜きりの夢ならば、せめて面白い夢を見たい。


ただ一夜の夢すら自由に見る覚悟がなくて、何が人間か!

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538話◇真夏の稽古の要諦(2


⚫︎超回復力を使い切ることでエネルギーの循環が高まる。回復後は筋肉の機能が高まる。

午前、午後、夜、その回復は13回は起こる。


⚫︎イメージ筋肉は脳からの電気刺激で動く。だから、集中して脳の中のイメージを高めれば高める程、本当に使っているのと同じように筋肉がパンプしたり心拍数や体温が上がったりする。


⚫︎リアル直接五感を駆使して筋トレすること。特に触覚から得られる感覚を大切に!


⚫︎陰陽論陰か陽だけでは行き詰まる。陽に傾き過ぎたら自ら陰を生じさせなければ急激に失墜する。それが道理。

そして、「陰陽相交って中となす」の「中」とは、陰陽の折衷ではなく全く別次元の解決策。


⚫︎心気体魂の統一と調和

1.気を丹田に集め、

2.丹田から引き上げた気を、

3.体の動きに合わせて巡らし、

4.拳を突くと同時に気を発出させるイメージ


⚫︎お前はお前、俺は俺当たり前だがそれぞれ別の人間。

戦う時、事を成す時、最後の最後で頼りにできるのは、自分の力しかない。己こそ己の寄るべだ。

そして、全ての生物の奥底にある生存本能の力、そして己の志。これらは逆境をひっくり返す力を持っている。

だから、己を信じて成すべきことを為す。

➡︎生存本能に根ざし、仁義の道を歩き、己の志を達す。


⚫︎鍛えた拳己の信念を貫き、大切なものを守るための力。

今日は終戦記念日。日本人がいくら戦争反対を叫んだところで、侵略して来る国があれば必然的に戦争になる。力のない義は無力。大切なものを蹂躙されて平気でいてはならない。

志を持ったら、力を持つことにためらう必要はない。仁愛と力は別々であってはならない。

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