2019年06月

530話◇そんなふうに別れたら


そんなふうに別れたら、相手も辛いだろうし、自分だって辛いじゃないか。


最後くらい勇気を出して相手にも自分にも向き合わなきゃ。



相手に伝えるべきは、「勝手にしろ!」じゃないだろう?

本当はあなたを尊敬している。

だから、もっともっと色々なことを一緒にやりたかった。学びたかった。

そして、もっともっと一緒に笑いたかった。泣きたかった




本当に、そんなふうに別れてしまっていいの?

それが精一杯の別れ方なの?


去り際、節度、ケジメ

思っている以上に大切かもよ。

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529話◇節・省・努力


飛びたいなら、飛ぶための努力が必要。

泳ぎたいなら、泳ぐための努力が必要。

稼ぎたいなら、稼ぐための努力が必要。


闇雲な努力や、大事なことを後回しにして、細かいところばかり完璧に仕上げる努力をしても、望む結果は出にくい。


望む結果(目標)に至る道筋は、最初は見えないことも多い。


だから、朝から晩まで努力しても、夜は分析・反省・対策が不可欠。それをしなければ正しい道筋はなかなか見えてこない。


夜は、望む結果に向かう努力をしているかどうかを自ら確認する時間、自分に向き合う時間が必要である。これを「省」と言う。

勉強で言えば、復習である。


努力努力努力。これら一つ一つの締めくくりを「節」と言う。


締めくくりが上手くなることで、飛躍への弾みがつく。


目標に向かう「努力、節、省」の数限りない繰り返し。その中で道筋は見出される。


成長には、

目標へ向かう真摯な努力と、

物事の締めくくりをきっちりやるという「節度(ケジメ)」と、

自らの考えや行動を省(かえり)みて、無駄を省(はぶ)き、努力の方向性を修正していくという営みが欠かせない。


そして、様々な人たちと繋がること。

「自分以外、皆我が師なり」なのだから。



稽古も然り。

「省」があれば、謙虚さが備わり観察眼が養われる。観るべきものが見えるようになる。

「節」があれば、ケジメがつけられる。ケジメはメリハリを作り、陰陽のリズムと調和を生み出す。

そして、人一倍の「努力」が、平凡を非凡へと押し上げる。




目標を掲げたなら、必ず引き連れていくべき相棒たちが、「節度、反省、努力」である。

そして、皆と親しむ。

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528話◇飾りもの


それだけ沢山の事の中にいて、

そんな状況の中にいて、

何も見ていない?

 何も聞いていない??

   何も考えていない???



その目は飾りか!


 その耳は飾りか!!


  その脳みそは飾りか!!!



焦ることはないが、出会いは有限。

時間も有限。


各自の能力を発揮せず、

何やってんだよ!

どこに向かってんだよ!


ここにいるのは人形🧸ばかりなのか!

人間はいないのか!



と、月曜の朝から怒鳴られたら嫌やん。

自分を出し惜しみせずに行こうぜw

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527話◇宝島


金や女、地位や権力

そういったものを欲しがって死に物狂いで努力している奴なんて、世の中に山ほどいる。


しかし、それとは少し違う男もいる。

彼らは周囲とは違う光を放っている。


「これは俺のものだ!」と言える夢や目標を持って進んでいる男たち。


自分の宝島。

宝島の地図。

そして、お宝を手にするための壮大な計画。


宝島の地図を携えて航海に乗り出しているなら、ヒヤヒヤドキドキ、そしてワクワクする心の疼(うず)きと、細胞一つ一つの滾(たぎ)りを感じるはずだ。



誰にだって譲れない想いはあるだろう。


その想いに自ら道をつけ、

必死に努力していると、

男はますます輝く。

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526話◇開かれた場所へ


「くだらない連中とは一緒にやっていけない」そう言って、あなたは周りとの付き合いをやめてしまった。

強そうに見えるあなたは、実はとても繊細だから、そうしないと自分を見失ってしまいかねなかったのだろう。


しかし、

あなたがひとりだった期間というのは、

死んでいたのと同じではないだろうか。



「陰陽相交って中となす」という造化の原理からすれば、人間はひとりで世の中を渡って行くことはできない。

他者と繋がらなければ、自分を発揮することも成長させることも難しい。


あなたがずっとひとりのままなら、自分の成すべきことを為すことなく人生を終えてしまうだろう。


「ひとりでいいもん」などと言っていたら、

あなたに何か良いことがあっても、誰も一緒に喜んでくれないよ。

辛いこと苦しいことがあっても、誰も心配したり悲しんでくれたりしてくれない。


こうなると、ひとりぼっちという結末は、時代のせい、世の中のせいではない。

自分で選択したもの。


「それでいいもん!」

ホントに??そんなに度量の小さな男で生きていたいの?


今まで閉じ切った世界で生き抜いてこれたのだから、もう変化させてもいいのではないか。

自分から動けば、物事は変化する。そして、変化は造化の道理。


もちろん、変化を選択するという決断はとても怖いだろう。

「決断」とは、決めたこと以外を捨てて、全てを断ち切ることだから。

しかし、今までを断ち切って歩き出せば、強制的に変化が生じる。風景が動き始める。



決断を先延ばしすれば変わらないままでいられる。それは今までと同じなのだから安心だ。

今日もまた安心を取るだろうか。


しかし、開いた世界での大冒険も一興。とっても面白い。

骨身を晒して、遠慮なんかしないで、力強く生き抜いてみるのも一興。とってもとっても面白い。


最初の小さな一歩の連続は、いつのまにか必ず自分の予想を裏切る形で強大な自分の世界を作り上げていく。

自分の想像力を遥かに超えた世界が待っている。

世の中とはそういうもの。



今が決断の時。

変化と創造のための一歩が、風景を動かす。

開かれた場所へ!



え?それでも動きたくない?

敬意を払いたくなるくらい筋金入りの臆病者だね。

テメェのことはテメェで決断して、挑んで、守って、勝たなきゃ、テメェの明日はない。自分を活かし切らないというのは大罪だ。

意識も身体もあるのなら、その心技体を武器に勝負しろ。


いつだって勝負は「今」、そして「これから」だよ。


「自己の実現」と「自他の共栄」の道。

私たちはいつもその上にいる。


まだ歩きはじめないの?

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