第481話◇真剣に戦って負けた感想は?
初めて真剣に戦って負けた感想は?
真剣勝負をやったことがない奴は、負けるのが怖い臆病者。
力を抜いてやることで、どこかに逃げ道を作っている。
負けるのがカッコ悪い?力を抜いてやる方が、よっぽどかっこ悪い。
そんな勝負をしてるから、弱い生き方、甘い生き方しかできなくなる。
嫌なことを全身全霊で拒否すること、表現することもできなくなる。
全力で表現する、嫌なことには抗うことが人間には必要だ。
そうすれば相手にこちらの存在が認識される。
自分の素直な気持ちから逃げて、自分が傷つかないように逃げ道を歩いてきて楽しかったかよ?w
自分の素直な気持ちを通そうとすれば他人と争わなくてはならない時もある。
当たり前だ。
それが怖いから理屈をつけて自分を誤魔化していては、自分を見失う。
自分を無理やり納得させようとして、許しちゃいけないことを許すからおかしなことになる。そこから逃げたり誤魔化したりするからおかしなことになる。
臆病者は仕方ない。
しかし、臆病者にはどうしても味わえない世界がある。
真剣に戦って敗北を受け入れると、
悔しいだけじゃない。
自分を出し切ったところからくる、解放という名の歓喜が待っている。
そこから、仕え合う(仕合う→幸せ)という関係が生まれることもある。
そいつと親友になれることもある。