第467話◇素直な心
天邪鬼な心、甘える心、臆病な心で臨むなら、
何をどんなに体験してみても、自分の道は見つからないだろう。
素直になる強さ、己の誠に順う強さを持ち合わせていれば、自分と向き合うことができる。
そうであればこそ、自分の真心を顕現させることができる。
素直でいないと、家族や友達の言葉も態度も、自分にとってウザいものになってしまう。
素直でいれば、「ありがとう」と当たり前に皆に感謝できるだろう。
いつまでも見栄を張ったり天邪鬼だったり甘えたり…、そんな心では自分の真心が傷ついていくばかりだ。
素直に心と向き合えなければ、自分の答えはいつまでも出てこない。
求めるものは虚しいものばかりとなる。
素直な自分が求めたものではない。
手に入れたものは、下世話な損得や世間体を気にしたものばかり…ということになりかねない。
それじゃ、いつまで経っても自分が何者かわからないままだ。
大切なことは、素直であること。見栄や世間体ではない。
そして、強く優しく。