第497話◇新しいことを学ぶときのコツ
わからない時に、そこで立ち止まることはしない。
「分からない」を一旦頭の中の「分からないフォルダ」の中に入れて(包容)、どんどん先に進む(展開)。
「分からない」でも進むには、勇気も根気も必要だけど、できないことじゃない。
それに、「分からない」を一つ一つ解決していかなくても、全体像を把握する上では問題にならないことが多い。
そうやって、まずは幹を伸ばしてみる。
学びを進めていくうちに、原理(根)が少しずつ分かってくる。
繰り返し問題を解いていく中で、様々な方法(型)に出会う。何度も何度も繰り返して、型を会得していく。
そして、細かい知識(枝葉)が広がっていく。
「分からない」は、積み重ねてきた知識と結びついて、思いがけないタイミングで「分かった!」に変わるもの。
やがて根が深まり、幹が太くなり、枝葉が広がっていく。
花実は時期を待って咲き、そして実る。
豊かな木、豊かな森を目指して。
学びとはそういうもの。
素直に、積極的に挑み、立ち止まらないこと。
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