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◼︎男は、
志・野望を抱き、そこに至る筋道を立て、死ぬまで努力し続けていく。

大きな力を身に付けるべく、鍛錬修養し続けていく。

その力は、見せびらかしたり誇示したりすることなく、自分・家庭・職場・社会・世界…を扶(たす)けて、その興隆・発展に寄与していく。

力は散漫になりやすい。
だから、必ず自らを省(かえりみ)て、無駄なものを省(はぶ)いて統一させること、つまり反省が大切となる。

これが男の本分。

そして、社会を扶けていく前提として、全てを包容し親しむことが大切。
それが男の器(器量・度量)の大きさ。


◼︎婦人…「婦」は「女」偏に「箒(ほうき)」。ほうきは掃除(そうじ)する時使う。汚(よごれ・けがれ)を払って明るく美しく変化させること。

変化させるにはまず対象と親しむことが必要。親しむには包容し寛容であることが必要。

全てを包み、親しみ、育んで変化させていく働きを「仁」という。

女性の本分はここにある。

心を明るく清潔に美しくしていく。そして、身体も姿勢・仕草・態度も美しくしていく。
家庭も地域も職場も社会も、明るく美しくしていく。
明るく美しいものに触れれば、人々の心も穏やかに美しく整いやすい。
そこに調和や秩序、創造、進歩・発展が生まれる。

清潔、明るい、あたたかい、包容する、優しい、美しい…女性の本分とはそういうもの。